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[vals]array(3) { [0]=> string(1) "4" [1]=> int(1) [2]=> string(19) "2024-06-12 05:00:00" } [マガジン一覧]array(10) { [0]=> array(18) { ["id"]=> string(4) "2151" ["cat_id"]=> string(1) "4" ["sub_id"]=> string(1) "0" ["title1"]=> string(0) "" ["contents1"]=> string(7) "【ATM】" ["title2"]=> string(0) "" ["contents2"]=> string(602) "あまり民家も見当たらないような田舎道を車で走っていた時、ふとお金を下ろすのを忘れていたことを思い出した。しばらく走ったが、ちょっとした商店のようなものはあるもののATMがありそうな店はない。空に星が見えるくらいに日が暮れた頃、潰れたパチンコ屋の隣にキャッシュコーナーがあるのを発見した。どうやらまだ使えるようだ。時間も時間なので慌ててカードをATMに入れ、暗証番号を入力し、現金を引き出す。車に戻り、ふとキャッシュコーナーを振り返ると、そこにはもう何もなかった。財布にはちゃんとお金は入っている。思わず駆け戻ってみたが、やはりそこには何もなかった。そして驚くことに、私の口座からお金は引き出されていなかった。" ["work_note"]=> string(0) "" ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-12-19 00:00:00" ["end_date"]=> string(19) "0000-00-00 00:00:00" ["regist_time"]=> NULL ["regist_user"]=> string(6) "takagi" ["update_time"]=> NULL ["update_user"]=> string(4) "iida" ["new_fg"]=> int(0) ["entry_d"]=> string(8) "09/12/19" ["body_d"]=> string(7) "【ATM】" } [1]=> 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"部屋で試験勉強をしていると勝手にドアが開いたので、僕は立ち上がってドアを閉めにいった。ドアノブを握って引っ張ると、なんだか軽い抵抗感がある。何か挟まったような、そんな感じ。僕はさらに力を込めてドアノブをぐいっと引き、無理矢理閉めた。すると、何かを引きちぎったような嫌な感触がドアノブから伝わってきた。ぼと、っという音に足元をみると、人間の指のようなものが転がっている。そして同時に襲ってくる激痛。僕の右手から人差し指が消えていた。幸いすぐに病院に行ったのでなんとか無事繋がったが、どうして指を挟んでしまったのかはいまだにわからない。ドアを閉める時に挟んだのなら、指は廊下側に落ちるはずなのに……。" ["work_note"]=> string(0) "" ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-11-28 00:00:00" ["end_date"]=> string(19) "0000-00-00 00:00:00" ["regist_time"]=> NULL ["regist_user"]=> string(6) "takagi" ["update_time"]=> NULL ["update_user"]=> string(4) "iida" ["new_fg"]=> int(0) ["entry_d"]=> string(8) "09/11/28" ["body_d"]=> string(8) "【ドア】" } [4]=> array(18) { ["id"]=> string(4) "2120" ["cat_id"]=> string(1) "4" ["sub_id"]=> string(1) "0" ["title1"]=> NULL ["contents1"]=> string(18) "【タバコのにおい】" ["title2"]=> NULL ["contents2"]=> string(602) "出張でいつも泊まるビジネスホテル。だがその日泊まった部屋はいつもとは様子が違っていた。なんというか、広い。どうみてもシングルルームではない。ベッドはシングル用がひとつだけ。ちょっと気にはなったが明日も早いのでさっさとシャワーを浴び、ベッドに入った。数時間くらい眠っただろうか、私はふと目を覚ました。部屋の中がタバコ臭いのだ。それもたった今この部屋で誰かがタバコを吸ったような、強いにおい。この部屋には私しかいないし、ドアのチェーンもかかっているので誰かが入ってきた形跡もない。気味が悪いのでフロントに電話したら、たいした説明もしてないのにすぐ部屋をかえてくれた。何か曰くつきの部屋だったのだろうか……。" ["work_note"]=> NULL ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-11-21 00:00:00" ["end_date"]=> NULL ["regist_time"]=> NULL ["regist_user"]=> string(6) "takagi" ["update_time"]=> NULL ["update_user"]=> string(6) "takagi" ["new_fg"]=> int(0) ["entry_d"]=> string(8) "09/11/21" ["body_d"]=> string(18) "【タバコのにおい】" } [5]=> array(18) { ["id"]=> string(4) "2113" ["cat_id"]=> string(1) "4" ["sub_id"]=> string(1) "0" ["title1"]=> string(0) "" ["contents1"]=> string(12) "【逃げる音】" ["title2"]=> string(0) "" ["contents2"]=> string(612) "今のアパートに引っ越してきたのはつい３ヶ月前。間取りは３DKで一人暮らしには少し広すぎるが、田舎なのでそれほど家賃は高くない。実際に使っている部屋はひとつだけで、部屋ふたつは完全に空き室となっている。ある日、夜中にトイレに立ったときに異変は起こった。トイレのドアを開けたとたん、中から「どたどたどた！」という何かが走り去るような音が聞こえたのだ。すぐに照明をつけたが、トイレの中に誰かがいたような形跡はない。一応天井も見上げてみたが、異常はなかった。その日から、夜中に扉を開けると何かが走り去る音が聞こえるようになった。使ってないふたつの部屋や、トイレや、バスルームなど・・・・・・。実害はないが、少し気味が悪い。" ["work_note"]=> string(0) "" ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-11-14 00:00:00" ["end_date"]=> string(19) "0000-00-00 00:00:00" ["regist_time"]=> NULL ["regist_user"]=> string(6) "takagi" ["update_time"]=> NULL ["update_user"]=> string(4) "iida" ["new_fg"]=> int(0) ["entry_d"]=> string(8) "09/11/14" ["body_d"]=> string(12) "【逃げる音】" } [6]=> array(18) { ["id"]=> string(4) "1705" ["cat_id"]=> string(1) "4" ["sub_id"]=> string(1) "0" ["title1"]=> string(0) "" ["contents1"]=> string(14) "【殺人ビデオ】" ["title2"]=> string(0) "" ["contents2"]=> string(610) "友人が「珍しいものがある」といって一本のビデオテープを持ってきた。再生すると音声はなく、映像だけのようだ。最初に映ったのは無機質なドア。ドアの横には女の子の名が書いてある。ドアが開くと、ベッドの上には少女が寝ていた。カメラを持った人物は少女に近づくと、少女の腹に刃物を突きたて、縦に切り裂いた。鮮血が飛び散り、腹圧で内臓が飛び出す。場面が切り替わり、同じように繰り返される惨劇……。結局、８人が殺されるシーンが収録されていた。「特撮だろうけど、趣味悪いよな」友人はそういった。だが、私は最初に殺された少女の名前に見覚えがあった。数日前、院内感染で８人が死亡したというニュースで見た名前……それと同じだったのだ。" ["work_note"]=> string(0) "" ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-11-07 00:00:00" ["end_date"]=> string(19) "0000-00-00 00:00:00" ["regist_time"]=> string(19) "2009-11-04 11:05:14" ["regist_user"]=> NULL ["update_time"]=> string(19) "2009-11-04 11:05:14" ["update_user"]=> string(6) "takagi" ["new_fg"]=> int(0) ["entry_d"]=> string(8) "09/11/07" ["body_d"]=> string(14) "【殺人ビデオ】" } [7]=> array(18) { ["id"]=> string(4) "1699" ["cat_id"]=> string(1) "4" ["sub_id"]=> string(1) "0" ["title1"]=> NULL ["contents1"]=> string(20) "【ワンピースの女性】" ["title2"]=> NULL ["contents2"]=> string(577) "私が住んでいるアパートの部屋には幽霊がいる｡私と同じ年くらいに見える､白いワンピースを着た女性の霊だ｡そんなのと一緒に住んでいるとマズイのではないかと最初は思ったが､別に悪さをするわけでもないのでそのうち気にしないようになっていった｡ある夜､ふと目覚めると私は壁際に立っていて､自分の寝姿を見下ろしていた｡そして隣には､白いワンピースの女性がいた｡女性は寝ている私のそばによりそい､何かつぶやいた｡次の瞬間､私は唐突に目覚めた｡辺りを見回したが誰もいない｡だがある言葉が､耳に残っていた｡｢いつ､くるの?｣確かにそう言われた｡どこに行けというのだろうか｡そして､ワンピースの女性は今日も私の部屋にいる｡" ["work_note"]=> NULL ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-10-31 00:00:00" ["end_date"]=> NULL ["regist_time"]=> string(19) "2009-10-28 12:11:37" ["regist_user"]=> NULL ["update_time"]=> string(19) "2009-10-28 12:11:37" ["update_user"]=> NULL ["new_fg"]=> int(0) ["entry_d"]=> string(8) "09/10/31" ["body_d"]=> string(20) "【ワンピースの女性】" } [8]=> array(18) { ["id"]=> string(4) "1693" ["cat_id"]=> string(1) "4" ["sub_id"]=> string(1) "0" ["title1"]=> NULL ["contents1"]=> string(10) "【誘う人】" ["title2"]=> NULL ["contents2"]=> string(570) "不景気が長いこと続いているせいか､自殺のニュースを耳にすることもそれほど珍しくないような気がする｡私はよく駅を利用するのだが､非常によくそういった場面にでくわす｡今日も不景気を絵に描いたような顔の男が無防備にホームの最前列に立っている｡きっと人生に何の楽しみもないんだろう｡電車がホームに入ってきた時､私は男の手をとって引っ張った｡男の身体がふらりと電車に吸い込まれ､くだける｡そしていつものようにその場で待っていると､くだけた男が私の前に現れた｡｢別に死ぬつもりはなかったんだけど……まあ､いいです｣男はそう言って闇の中へと消えた｡そして私は今日もホームで､人生に疲れた人を待っている｡" ["work_note"]=> NULL ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-10-24 00:00:00" ["end_date"]=> NULL ["regist_time"]=> string(19) "2009-10-22 10:42:58" ["regist_user"]=> NULL ["update_time"]=> string(19) "2009-10-22 10:42:58" ["update_user"]=> NULL ["new_fg"]=> int(0) ["entry_d"]=> string(8) "09/10/24" ["body_d"]=> string(10) "【誘う人】" } [9]=> array(18) { ["id"]=> string(4) "1687" ["cat_id"]=> string(1) "4" ["sub_id"]=> string(1) "0" ["title1"]=> NULL ["contents1"]=> string(10) "【お守り】" ["title2"]=> NULL ["contents2"]=> string(588) "私の両親は早くに亡くなってしまったので､祖母がずっと母親がわりをしてくれた｡その祖母も､私が中学に入学する日の朝に帰らぬ人となった｡私は一人で祖母の家に住み､中学に通った｡ある日を境に､身寄りもなく貧乏な私をクラスメートたちがいじめはじめた｡いじめは陰湿で､耐えがたいものだった｡祖母が｢苦しい時は頼りなさい｣と言って渡してくれたお守りを開けると､中には小さなお札が一枚入っていた｡お札に書いてあったのは､私をいじめるリーダー格の女の子の名前……｡次の日､その子は学校に来る途中で事故にあって死んでしまった｡まさかと思ってもう一度お札をみてみたが､書かれてあったはずの女の子の名前はあとかたもなく消えていた｡" ["work_note"]=> NULL ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-10-16 00:00:00" ["end_date"]=> NULL ["regist_time"]=> string(19) "2009-10-14 12:05:58" ["regist_user"]=> NULL ["update_time"]=> string(19) "2009-10-14 12:05:58" ["update_user"]=> NULL ["new_fg"]=> int(0) ["entry_d"]=> string(8) "09/10/16" ["body_d"]=> string(10) "【お守り】" } } [GPS]1 ■■■PROCESS_FLOW■■■ /index.php ./exec/default.exec.inc ./jb/magazine/list.model.inc ./jb/magazine/list.view.inc