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ラブホテル物語
外タレとラブホテル4話:どじょう鍋 浅草でもアニメセンターでもKは大はしゃぎだ。とにかく写真を撮ってくれというので、私はカメラマンに徹してたくさんの写真を撮ってあげた。お腹がすいたというので、深川でどじょう鍋を食べさせてあげる。少しはおののくかと思ったけれど、Kは飛び上がるほどによろこんで食いついた。どじょうなんて外タレも食べるんだとあきれるやら、感心するやら。「ここのどじょう鍋はもう一度食べたかったんだ」完食したKは器用に楊枝を使いながらいう。「え?初めてじゃないの?」私が聞くと、「だって、ここ、君が前に勤めていたところだろ」その言葉には私は腰が抜けるほど驚いた。確かに5年ほど前、私はここでバイトをしていたことがある。当時からどじょう鍋で一番おいしいのはココだと思っていた。「ずっと探していたんだ。サクラ。いいや、松田理子だろ。ネームプレートに書いてた」Kの話はこうだった。まだデビューする前、日本に留学中にこの店に来たこと。そして会計時にお金が足りずに困っていたら、私がお金を貸してくれたのだという。すぐに帰国しなければいけなくてお金を返すこともできなくて、本当に申し訳なかったといわれた。私は気にしてないと手をふる。 『外タレとラブホテル』の一覧へ ラブホテル物語の一覧に戻る
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