XHTML版 | HTML版 | DebugString | ||
ラブホテル物語
凶暴ガールラブホテル2話:ウェスタンラリアート 「ん…」彼女が喉をならす。僕が頭をなでているのが気持ちいいらしい。だから、その時は、思わず魔が差したんだと思う。ついさっきまで男の子だと思っていた子。だけど、急に女の子だと言われて、今は無防備に寝姿をさらされて。規則正しい寝息を立てているその半開きのくちびるに、吸い込まれそうになった。ちゅっ。短めのキス。だけど、くちびるが触れたとたんに、まるでスイッチでも入ったように彼女の目がパチクリンと開く。「あ、え〜と」頭をかきながら、ごまかす言葉を考えるけれど、その考えもまとまらないうちに、「きさま〜!」という言葉が響く。そして首にウェスタンラリアートを決められた。それでノックアウト。僕は再び、医務室のベッドに見事に沈んだ。夢の中でテンカウントを数えられた気がする。次に目を覚ました時には、もうそばに彼女はいなかった。当然だ。男と間違えた上に、その次にはキスをしているわけだから。すっかり落ち込んで残業を終わらせると、会社を出る。けれど、都合の悪いことは続くものでビルを出たところでバッタリとまた彼女に会う。会った瞬間から彼女の顔は凶暴そのもの。ぐるるる〜という威嚇のうなり声が聞こえてきそうな勢いだ。 『凶暴ガールラブホテル』の一覧へ ラブホテル物語の一覧に戻る
ラブホテル物語最近の記事
最新のおすすめラブホテル 周辺ラブホテルを検索[GPS] 駅近くのホテルを検索 IC近くのホテルを検索 住所でラブホテルを検索 特徴でラブホテルを検索 ホテル掲載依頼
ショートカット
※前のページ
#次のページ ラブホナビTOPへ ラブホナビTOPへ戻る サイトマップへ |
ラブホテル物語 凶暴ガールラブホテル 2話:ウェスタンラリアート 「ん…」彼女が喉をならす。僕が頭をなでているのが気持ちいいらしい。だから、その時は、思わず魔が差したんだと思う。ついさっきまで男の子だと思っていた子。だけど、急に女の子だと言われて、今は無防備に寝姿をさらされて。規則正しい寝息を立てているその半開きのくちびるに、吸い込まれそうになった。ちゅっ。短めのキス。だけど、くちびるが触れたとたんに、まるでスイッチでも入ったように彼女の目がパチクリンと開く。「あ、え〜と」頭をかきながら、ごまかす言葉を考えるけれど、その考えもまとまらないうちに、「きさま〜!」という言葉が響く。そして首にウェスタンラリアートを決められた。それでノックアウト。僕は再び、医務室のベッドに見事に沈んだ。夢の中でテンカウントを数えられた気がする。次に目を覚ました時には、もうそばに彼女はいなかった。当然だ。男と間違えた上に、その次にはキスをしているわけだから。すっかり落ち込んで残業を終わらせると、会社を出る。けれど、都合の悪いことは続くものでビルを出たところでバッタリとまた彼女に会う。会った瞬間から彼女の顔は凶暴そのもの。ぐるるる〜という威嚇のうなり声が聞こえてきそうな勢いだ。 『凶暴ガールラブホテル』の一覧へ ラブホテル物語の一覧に戻る ラブホテル物語最近の記事 廃墟ラブホテル 花粉症ラブホテル 先生とラブホテル 最新のおすすめラブホテル 周辺ラブホテルを検索[GPS] 駅近くのホテルを検索 IC近くのホテルを検索 住所でラブホテルを検索 特徴でラブホテルを検索 ホテル掲載依頼
ショートカット
※前のページ#次のページ ラブホナビTOPへ ラブホナビTOPへ戻る サイトマップへ |