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ラブホテル物語
愛だけのラブホ3話:いいわけ 連れていかれたのはオシャレなバーだった。ふたりだけの個室席というのがあって、そこに座る。竹下は座るなり早々に、私の前で頭をさげる。「すいませんでいた」開口一番に告げられた言葉に私は大きなショックを受ける。まさか、謝られるとは思わなかった。ここ数日、竹下は仕事で失敗をしているわけではない。もちろん、仕事の話なら、何もこんな暗くてムードのあるところに誘わなくてもいいわけだけど。すると、謝られている心あたりといえば、やはり夕べのキスしかなかった。それを謝ってくるということは、ひとつしか考えられない。昨日のことは気の迷いだったということ。うっかり酔っ払ってしまって前後不覚におちいったということ。そして、一切、忘れてということだった。私はせっかく横においたばかりのバックをひっつかむと立ち上がった。「いいわ。忘れてあげるから、気にしないで、あなたも」それだけ言うと、すぐに個室を出る。「え?え?」竹下がめんくらった声を出す。そんなに簡単にゆるしてもらったことが不思議なのだろうか。年増女はもっとごねると思ったのだろうか?おごってやって、それでチャラにするつもりでこんなオシャレなバーに連れてきたんだ。 『愛だけのラブホ』の一覧へ ラブホテル物語の一覧に戻る
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