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ラブホテル物語
幼なじみラブホテル1話:隣同士 ミカと俺の家は隣同士。お互いの部屋にいたっては、屋根伝いに窓から直接乗り込めるくらいに近くだ。おかげで本当に中学生くらいまでは窓越しに行き来をしていた。さすがに高校くらいになると、恥ずかしくてできなくなるのだけど。そんな俺たちも、今年はとうとう社会人3年目。お互い仲良く市内で勤め先が決まり、いつまでも実家から出ることはなかったというわけだ。こうなると、もう20数年一緒に暮らしているような感覚になってくる。きっとお互いに一人っ子だったことも災いしているのだろう。俺たちはまるで兄弟だった。いや、双子みたいなものだったかもしれない。けれど、それが俺たちの関係を、今、とてもビミョウにしてしまっている。「転勤!?」ミカは俺の部屋の俺の指定席である俺の机の前のイスに座って、すっとんきょうな声をあげた。「ああ、勤めて3年。今までなかったのが不思議なくらいなんだよ」指定席を奪われた俺は、仕方なくジュータンの上に座り込んでいた。もともと俺の職場は転勤が多いというのが前評判。そんな中、ずっとこっちにいられたのは、何より俺が転勤をしたくないというのを公言してはばからなかったからだろう。それにはわけがある。 『幼なじみラブホテル』の一覧へ ラブホテル物語の一覧に戻る
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ラブホテル物語 幼なじみラブホテル 1話:隣同士 ミカと俺の家は隣同士。お互いの部屋にいたっては、屋根伝いに窓から直接乗り込めるくらいに近くだ。おかげで本当に中学生くらいまでは窓越しに行き来をしていた。さすがに高校くらいになると、恥ずかしくてできなくなるのだけど。そんな俺たちも、今年はとうとう社会人3年目。お互い仲良く市内で勤め先が決まり、いつまでも実家から出ることはなかったというわけだ。こうなると、もう20数年一緒に暮らしているような感覚になってくる。きっとお互いに一人っ子だったことも災いしているのだろう。俺たちはまるで兄弟だった。いや、双子みたいなものだったかもしれない。けれど、それが俺たちの関係を、今、とてもビミョウにしてしまっている。「転勤!?」ミカは俺の部屋の俺の指定席である俺の机の前のイスに座って、すっとんきょうな声をあげた。「ああ、勤めて3年。今までなかったのが不思議なくらいなんだよ」指定席を奪われた俺は、仕方なくジュータンの上に座り込んでいた。もともと俺の職場は転勤が多いというのが前評判。そんな中、ずっとこっちにいられたのは、何より俺が転勤をしたくないというのを公言してはばからなかったからだろう。それにはわけがある。 『幼なじみラブホテル』の一覧へ ラブホテル物語の一覧に戻る ラブホテル物語最近の記事 廃墟ラブホテル 花粉症ラブホテル 先生とラブホテル 最新のおすすめラブホテル 周辺ラブホテルを検索[GPS] 駅近くのホテルを検索 IC近くのホテルを検索 住所でラブホテルを検索 特徴でラブホテルを検索 ホテル掲載依頼
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