XHTML版 | HTML版 | DebugString | ||
ラブホテル物語
幽霊ラブホテル4話:誘われて 「あ、あの、道に…」しどろもどろに説明してると、女性はほほえんだ。窓で見た時は真っ白に見えた頬に、わずかに紅が差す。色気で背筋がぞくぞくしてくる。「道ですね。あの、別の部屋に地図が置いてあったので、一緒に来てくれますか?」初めて聞いた女性の声はたおやかで、肌を羽毛で撫でるようなくすぐったい感触がある。「はい」断る理由はなかった。女性はカウンターの横から出てくると、先に立って歩き出す。その後を哲也はふらふら〜とついていった。連れて来られたのは、ラボホテルの正規の部屋だった。どうして客を入れる部屋に地図があるのか、と思ったが、女性がそう言えばそうだと思えるから不思議だ。「変ですね。このサイドボードにおいてあったはずなのに」女性は困ったように首を傾げた。傾げた弾みで髪の毛が横に流れ細く青白いうなじが見える。ごくりと哲也は唾を飲み込んだ。「すいません。ここを探してくれますか?私は別の場所を探しますから」女性はゆったりとそう告げてその場を立ち去った。哲也がサイドボードの引き出し開けてをごそごそと探していると、シャワーの音が聞こえてきた。「彼女が浴びてるのか?」すぐに浴室から彼女が出てきた。 『幽霊ラブホテル』の一覧へ ラブホテル物語の一覧に戻る
ラブホテル物語最近の記事
最新のおすすめラブホテル 周辺ラブホテルを検索[GPS] 駅近くのホテルを検索 IC近くのホテルを検索 住所でラブホテルを検索 特徴でラブホテルを検索 ホテル掲載依頼
ショートカット
※前のページ
#次のページ ラブホナビTOPへ ラブホナビTOPへ戻る サイトマップへ |
ラブホテル物語 幽霊ラブホテル 4話:誘われて 「あ、あの、道に…」しどろもどろに説明してると、女性はほほえんだ。窓で見た時は真っ白に見えた頬に、わずかに紅が差す。色気で背筋がぞくぞくしてくる。「道ですね。あの、別の部屋に地図が置いてあったので、一緒に来てくれますか?」初めて聞いた女性の声はたおやかで、肌を羽毛で撫でるようなくすぐったい感触がある。「はい」断る理由はなかった。女性はカウンターの横から出てくると、先に立って歩き出す。その後を哲也はふらふら〜とついていった。連れて来られたのは、ラボホテルの正規の部屋だった。どうして客を入れる部屋に地図があるのか、と思ったが、女性がそう言えばそうだと思えるから不思議だ。「変ですね。このサイドボードにおいてあったはずなのに」女性は困ったように首を傾げた。傾げた弾みで髪の毛が横に流れ細く青白いうなじが見える。ごくりと哲也は唾を飲み込んだ。「すいません。ここを探してくれますか?私は別の場所を探しますから」女性はゆったりとそう告げてその場を立ち去った。哲也がサイドボードの引き出し開けてをごそごそと探していると、シャワーの音が聞こえてきた。「彼女が浴びてるのか?」すぐに浴室から彼女が出てきた。 『幽霊ラブホテル』の一覧へ ラブホテル物語の一覧に戻る ラブホテル物語最近の記事 廃墟ラブホテル 花粉症ラブホテル 先生とラブホテル 最新のおすすめラブホテル 周辺ラブホテルを検索[GPS] 駅近くのホテルを検索 IC近くのホテルを検索 住所でラブホテルを検索 特徴でラブホテルを検索 ホテル掲載依頼
ショートカット
※前のページ#次のページ ラブホナビTOPへ ラブホナビTOPへ戻る サイトマップへ |