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ラブホテル物語
ジムラブホテル5話:減量 三ヶ月後の桃花は見違えるようなスレンダー美人になっていた。体重は30キロ減。高橋君も桃花の頑張りを本当に自分のことのようによろこんでくれた。そして、桃花は決心する。高橋君をラブホテルに誘おうと。最初は驚いた顔の高橋君だったけど、「そうですね。ごほうびがいりますね」と頷いてくれた。ラブホテルの部屋に入ると、桃花は高橋君のきれいに筋肉のついた体を見てため息をついた。今からそういうことをしようというのに、つい筋肉を指でなぞって観察してしまう。「くすぐったいですよ。もう観察はいいでしょ」耳元で熱くささやかれて、桃花はばばばっと顔を赤く染めた。優しく抱かれながら、まるで夢のような時間が過ぎていく。目が覚めた時には、高橋君がすぐ横で顔をのぞきこんでいた。でもこれで終わりと思うと急に悲しくなってくる。「泣かないで。僕はずっと君の専属トレーナーだよ。練習熱心な桃花さんのことが好きになっていったんだから」そう言われて、キス。「それにセックスはダイエットにも効果があるんだ。だからいっぱいしようね」照れながら言われて、桃花は頷いた。そして自分からキスをする。ホテルを出る前にもう一度できそうだった。 『ジムラブホテル』の一覧へ ラブホテル物語の一覧に戻る
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