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ラブホテル物語
ジムラブホテル4話:挫折 「もうやめます」たまりかねた桃花が高橋君にそうもらしたのは、10日後。やってもやっても体重は減らずに、それどころか増えてきていた。食べ物だって制限しているのに、この結果は悲しいもの。けれど、高橋君は首を振る。「ダメですよ。今辞めたら、今までやってきたことが水の泡です。今は筋肉がついてきてる時なんです。筋肉は脂肪よりも重いから、最初体重が増えるのはよくあることなんですよ。桃花さんは熱心だから、それが極端に出ただけです。僕を信じて続けてください」熱心な高橋君の言葉に、桃花は思いとどまった。「でも、本当に痩せられるのかな?」それでも弱音を吐くと、にっこりと高橋君がほほえむ。「桃花さんは、やせたら何がしたいんですか?」聞かれて最初に思いついたのは、実に素直な願望だった。「好きな人とラブホテルに行きたい!」言った瞬間に顔が赤くなる。けれど、高橋君はまじめに聞いてくれた。「じゃあ、そうなれるように頑張りましょう」「はい」高橋君がちゃんと弱音を受け止めてくれることが、桃花はうれしくてたまらない。ますます好きになっていった。それから半月後、最初は増えていた体重がまたたくまに減り始めた。 『ジムラブホテル』の一覧へ ラブホテル物語の一覧に戻る
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