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ラブホテル物語
廃墟ラブホテル1話:取材です 私、32歳のルポライター、黒崎ミナ。女の子の人気のスポットやグルメネタの取材で食いつないできたけど、昨今の出版不況のあおりを大いにくらっている。とうとうレギュラーで受けていた仕事のうち、2冊の月刊誌が廃刊。できればいいところの次男でもつかまえて専業主婦をしたかったのに、今や明日はどうなるかわからないという状態だ。そんな中、どうにか決まったあたらしい仕事。なにがなんでもという気持ちで獲ってきたけど、「ラブホテルの取材じゃなかったの?」と、今、私は愕然としている。だって、案内されたラブホテルは、どうみても十年以上前に営業を終えたようにしか見えない状態。鉄筋コンクリートだから、屋根が抜けてたりはしていないけれど。「これって、どこをどう見たって廃墟なんじゃないの!?」と雄叫びをあげた。けれど、その雄叫びさえも、廃ホテルの後ろに鬱蒼と広がる林に吸い込まれて消えた。もう一度、依頼書を確かめる。「確かラブホテルの雑誌だったよね。いつの間にオカルト雑誌からの依頼に変わったの?」目をさらにして確認したけれど、場所は間違いない。「じゃあ、廃墟になってることが伝わってなかったとか?」私は首を傾げた。 『廃墟ラブホテル』の一覧へ ラブホテル物語の一覧に戻る
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