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ラブサスペンス
ある神父の告白1話 私は神父であります。都塵を離れた郊外にある、小さな小さなキリスト教会に奉職しております。神父というのは言うまでもなく聖職者でありますが、それはあくまで世間的な立場あるいは世間的な見方がそうであるというだけのこと。その心の中までが本当に聖なるモノであるかと言えば、そんなことはありません。神父とて一人の人間であります。下劣なことを思うときもあれば、卑猥な想像にとらわれることもあるのです。聖職者が聖人とは限りません。私の友人の若い神父などは、神に仕える身でありながら夜の祈りを済ませたあとは礼服を脱いで街へと出掛け、半裸の若い女性がいる飲み屋で閉店まで騒ぐというのを日課としております。彼はその店では「チン父さん」などと呼ばれてけっこう人気者なのだとか。―私はといえば、今年で五十になることもあり、若い彼ほどではありませんが、それでもやはりそういった性的なことへの興味を捨て去るというのはいまだに出来ずにおります。私の教会のすぐ向かいにラブホテルがあり、夜になるとそのネオンが聖堂のキリスト像の背後にあるステンドグラス越しにきらきらと輝いているのを見るたびに、私の下半身が妙な祈りを捧げているのに気がつきます。 『ある神父の告白』の一覧へ ラブサスペンスの一覧に戻る
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