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ラブサスペンス
ある神父の告白5話 その後の一時間ほどのことは、よく憶えておりません。気がつけば私は素っ裸で息を切らし、床に寝そべっておりました。そしてその傍らではシスターが、これまた素っ裸で、しくしくとむせび泣いていたのです。「シ、シスター…私は…」あまりの出来事に、私はすっかり言葉を失ってしまいました。「うう…う…どうしましょう」シスターは途切れ途切れに言います。「私、明日からミサを行うことも、神に祈りを捧げることもできません。もうそんな資格はないのだわ。だって何度も何度も間違いを犯してしまったんですもの」「え!」私は驚いて思わず身体を起こしました。「何度もって、きみ、初めてじゃなかったのかい?」ぽかんと口を開ける私をシスターは恥ずかしそうに振り返ると、「だって神父様、まだこれから何度もおやりになるんでしょう?」―そう、彼女もまた一人の人間であったのです。若く健康な、一人の人間であったのです。ああ神よ!…神よ!…私は昨夜以来、なんだかとても人生が楽しく思えて参りました。神父がチン父でも、聖職者が性職者でも、世の中に大した影響はないんじゃないかと…そんなふうに考えるようになってしまいました。シスターもきっと同様でしょう。そういうわけで、今夜もまた二人で何度か罪を犯してみようかと思っております。アーメン。 『ある神父の告白』の一覧へ ラブサスペンスの一覧に戻る
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ラブサスペンス ある神父の告白 5話 その後の一時間ほどのことは、よく憶えておりません。気がつけば私は素っ裸で息を切らし、床に寝そべっておりました。そしてその傍らではシスターが、これまた素っ裸で、しくしくとむせび泣いていたのです。「シ、シスター…私は…」あまりの出来事に、私はすっかり言葉を失ってしまいました。「うう…う…どうしましょう」シスターは途切れ途切れに言います。「私、明日からミサを行うことも、神に祈りを捧げることもできません。もうそんな資格はないのだわ。だって何度も何度も間違いを犯してしまったんですもの」「え!」私は驚いて思わず身体を起こしました。「何度もって、きみ、初めてじゃなかったのかい?」ぽかんと口を開ける私をシスターは恥ずかしそうに振り返ると、「だって神父様、まだこれから何度もおやりになるんでしょう?」―そう、彼女もまた一人の人間であったのです。若く健康な、一人の人間であったのです。ああ神よ!…神よ!…私は昨夜以来、なんだかとても人生が楽しく思えて参りました。神父がチン父でも、聖職者が性職者でも、世の中に大した影響はないんじゃないかと…そんなふうに考えるようになってしまいました。シスターもきっと同様でしょう。そういうわけで、今夜もまた二人で何度か罪を犯してみようかと思っております。アーメン。 『ある神父の告白』の一覧へ ラブサスペンスの一覧に戻る ラブサスペンス最近の記事 性的カウンセリング・カルテ リンゴの布ぶくろ お嬢様観察日記 最新のおすすめラブホテル 周辺ラブホテルを検索[GPS] 駅近くのホテルを検索 IC近くのホテルを検索 住所でラブホテルを検索 特徴でラブホテルを検索 ホテル掲載依頼
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