ラブサスペンス
お互いさま3話
お互いさま②―郊外の団地の一角｡平日の昼間､旦那が仕事に行っているとき､若い妻が友人と電話で話していた｡色っぽい横顔が魅力的な彼女だが､えらく憤慨しているようだ｡｢ちょっと聞いてよ､ウチの主人ったらゆうべ外泊してきたのよ｡あの人絶対に浮気しているんだわ!｣彼女は受話器の向こうの友人に訴える｡友人はそれをなだめるように､｢ねえ､外泊したからって､浮気だと決めつけるのはまだ早いんじゃない?仕事で遅くなって､電車がなくなったのかもしれないし｣｢そんなわけないわ｡だったらあたしに嘘をつく必要なんてないもの｣｢あら､ご主人､あなたに嘘をついたの?｣｢そうよ｡あの人､ゆうべは室伏部長と飲んでいて､そのまま部長のお宅に泊めてもらったなんて言うの｣｢室伏部長って､あの筋肉質でハンサムで素敵な人?｣｢ええそう､その人よ｣｢でもどうしてそれが嘘だってわかるの?本当にその室伏部長の家に泊まってきたのかもしれないじゃない｡上司と部下なら､一緒に飲んで､そのまま家に泊まってくることなんて珍しくないでしょ｣｢そんなはずないわ｡そんなの絶対にありえない!｣｢どうしてよ?｣｢だってあたし､ゆうべ室伏部長の家にいたのよ!｣｢…｣｢…｣
『お互いさま』の一覧へ
ラブサスペンスの一覧に戻るラブサスペンス最近の記事
最新のおすすめラブホテル
周辺ラブホテルを検索[GPS]
駅近くのホテルを検索
IC近くのホテルを検索
住所でラブホテルを検索
特徴でラブホテルを検索∟ホテル掲載依頼
ショートカット
※前のページ
＃次のページ
ラブホナビTOPへ
＃次のページ
ラブホナビTOPへラブホナビTOPへ戻る
サイトマップへ
お互いさま3話
お互いさま②―郊外の団地の一角｡平日の昼間､旦那が仕事に行っているとき､若い妻が友人と電話で話していた｡色っぽい横顔が魅力的な彼女だが､えらく憤慨しているようだ｡｢ちょっと聞いてよ､ウチの主人ったらゆうべ外泊してきたのよ｡あの人絶対に浮気しているんだわ!｣彼女は受話器の向こうの友人に訴える｡友人はそれをなだめるように､｢ねえ､外泊したからって､浮気だと決めつけるのはまだ早いんじゃない?仕事で遅くなって､電車がなくなったのかもしれないし｣｢そんなわけないわ｡だったらあたしに嘘をつく必要なんてないもの｣｢あら､ご主人､あなたに嘘をついたの?｣｢そうよ｡あの人､ゆうべは室伏部長と飲んでいて､そのまま部長のお宅に泊めてもらったなんて言うの｣｢室伏部長って､あの筋肉質でハンサムで素敵な人?｣｢ええそう､その人よ｣｢でもどうしてそれが嘘だってわかるの?本当にその室伏部長の家に泊まってきたのかもしれないじゃない｡上司と部下なら､一緒に飲んで､そのまま家に泊まってくることなんて珍しくないでしょ｣｢そんなはずないわ｡そんなの絶対にありえない!｣｢どうしてよ?｣｢だってあたし､ゆうべ室伏部長の家にいたのよ!｣｢…｣｢…｣
『お互いさま』の一覧へ
ラブサスペンスの一覧に戻るラブサスペンス最近の記事性的ｶｳﾝｾﾘﾝｸﾞ･ｶﾙﾃリンゴの布ぶくろお嬢様観察日記最新のおすすめラブホテル周辺ラブホテルを検索[GPS]駅近くのホテルを検索IC近くのホテルを検索住所でラブホテルを検索特徴でラブホテルを検索∟ホテル掲載依頼
ショートカット＃次のページ
ラブホナビTOPへラブホナビTOPへ戻るサイトマップへ