ラブホテル物語-ラブホナビ

XHTML版		HTML版		DebugString
ラブホ・クチコミ情報ならサイトマップへラブホテル物語 1/1ページフライングラブホテル 1話:倒産キャビンアテンダントになりたいという夢は、小さい頃からのもの。け… 2話:絶望さゆが帰宅してからも、テレビはこの大型倒産のことばかりだった。中… 3話:誠気づくと、天井の鏡に自分が映っている。驚いて飛び起きた。まわりを… 4話:飛ぶホテル体中から湯気を出しながら、浴室を出る。誠はバスローブを着て、ソフ… 5話:浮遊感本当にラブホテルの最上階が飛ぶ仕掛けになっているらしかった。「す… ラブホテル物語の一覧に戻るラブホテル物語最近の記事廃墟ラブホテル花粉症ラブホテル先生とラブホテル最新のおすすめラブホテル周辺ラブホテルを検索[GPS] 駅近くのホテルを検索 IC近くのホテルを検索住所でラブホテルを検索特徴でラブホテルを検索 ∟ホテル掲載依頼キーワード駅名ショートカット～　各ｸﾁｺﾐ詳細 ※前のページ＃次のページラブホナビTOPへラブホナビTOPへ戻るサイトマップへ		ラブホテル物語 1/1ページフライングラブホテル 1話:倒産キャビンアテンダントになりたいという夢は、小さい頃からのもの。け… 2話:絶望さゆが帰宅してからも、テレビはこの大型倒産のことばかりだった。中… 3話:誠気づくと、天井の鏡に自分が映っている。驚いて飛び起きた。まわりを… 4話:飛ぶホテル体中から湯気を出しながら、浴室を出る。誠はバスローブを着て、ソフ… 5話:浮遊感本当にラブホテルの最上階が飛ぶ仕掛けになっているらしかった。「す… ラブホテル物語の一覧に戻るラブホテル物語最近の記事廃墟ラブホテル花粉症ラブホテル先生とラブホテル最新のおすすめラブホテル周辺ラブホテルを検索[GPS] 駅近くのホテルを検索 IC近くのホテルを検索住所でラブホテルを検索特徴でラブホテルを検索 ∟ホテル掲載依頼キーワード駅名ショートカット～　各ｸﾁｺﾐ詳細 ※前のページ＃次のページラブホナビTOPへラブホナビTOPへ戻るサイトマップへ		RELEASE_300:1 IS_MEM: IS_MEM2:1 SESSION_ID:9e0d271524820969f2e729e8a18a21b3 マガジン種別:patternA http://weblog.edia.ne.jp/index0001.php?jb=magazine-novel_slist&uid=EDIA_TESTUID&car=OTHER&mtype=m1&kword=&kdomain=&server=love.edia.ne.jp&script=/index.php [マガジン一覧]array(5) { [0]=> array(19) { ["id"]=> string(4) "2137" ["cat_id"]=> string(1) "9" ["sub_id"]=> string(2) "69" ["title1"]=> string(31) "フライングラブホテル「倒産」1話" ["contents1"]=> string(982) "キャビンアテンダントになりたいという夢は、小さい頃からのもの。けれど、せっかく最終面接にまで行き、もう後は連絡を待つだけといった小牧さゆはドキドキしながら、結果発表を待っていた。しかし、その日の朝、さゆの目に飛び込んできたのは、ありえないニュース速報だった。ピコンピコンという音と共に、凝視しているとテレビ画面の上にはさゆが受けた航空会社倒産のテロップが！「そんな・・・」歯磨きをしていた状態で、口をぽかんとあけたまま、しばし呆然とした。口の端から泡がこぼれ落ちて、ようやく我に返る。とにかくすぐに採用担当課へと連絡を入れた。しかし、朝から結局夕方までずっとかけ続けていたが、電話はついぞつながらない。これではらちが明かないと、面接会場でもあった航空会社の本社ビルへと向かった。そこはすでに黒山の人だかりで、前に進むことができない。カメラの砲列もすごい数が集まってきている。飛び交う債権者の怒号。記者会見を求めるレポーターのあつかましい丁寧語。そんなものがないまぜになって、本社ビルの前で渦巻いていた。「ダメだ。これじゃあとても中には入れない」さゆはとぼとぼと元来た道を歩き始めた。" ["title2"]=> string(0) "" ["contents2"]=> string(0) "" ["work_note"]=> string(0) "" ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-12-10 00:00:00" ["end_date"]=> string(19) "1999-11-30 00:00:00" ["regist_time"]=> NULL ["regist_user"]=> string(6) "takagi" ["update_time"]=> NULL ["update_user"]=> string(5) "admin" ["entry_d"]=> string(8) "09/12/10" ["title"]=> string(4) "倒産" ["subtitle"]=> string(20) "フライングラブホテル" ["num"]=> int(1) } [1]=> array(19) { ["id"]=> string(4) "2138" ["cat_id"]=> string(1) "9" ["sub_id"]=> string(2) "69" ["title1"]=> string(31) "フライングラブホテル「絶望」2話" ["contents1"]=> string(992) "さゆが帰宅してからも、テレビはこの大型倒産のことばかりだった。中には特別番組を編成して、３時間もぶっ続けで特集を組んであるところもある。それらの番組を見ただけでも、さゆの立場が絶望的だとわかってきた。今現在の社員は解雇。内定が決まっていた人も、もちろん就職できない。まして、まだ最終選考に残っただけというさゆでは、何の保証もしてもらえないだろう。そればかりではない。ここが倒産したことによって、大量のキャビンアテンダントが他社に流出してしまう。そうなると、何も経験がない新人よりも、ベテランの経験者を取る方が多くなるだろう。今までだって狭き門だったのが、ますます狭くなるわけだ。「ひどい。あんまりよ」さゆは電気を消した部屋の中、体育座りをして、じっとテレビ画面を凝視していた。気づくと、いつのまにかテレビは砂嵐。窓からは朝日のまぶしい日差しがカーテンの隙間から、一直線に差しこんできている。「とにかくもう一度出かけてみよう」そう思って、さゆは部屋を出た。本社前は相変わらずの人だかり。その上、雨まで降りはじめた。「寒い」そう呟いたとき、さゆは自分の体が熱を持っていることに、ようやく気づいた。" ["title2"]=> NULL ["contents2"]=> NULL ["work_note"]=> NULL ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-12-17 00:00:00" ["end_date"]=> NULL ["regist_time"]=> NULL ["regist_user"]=> string(6) "takagi" ["update_time"]=> NULL ["update_user"]=> string(6) "takagi" ["entry_d"]=> string(8) "09/12/17" ["title"]=> string(4) "絶望" ["subtitle"]=> string(20) "フライングラブホテル" ["num"]=> int(2) } [2]=> array(19) { ["id"]=> string(4) "2139" ["cat_id"]=> string(1) "9" ["sub_id"]=> string(2) "69" ["title1"]=> string(29) "フライングラブホテル「誠」3話" ["contents1"]=> string(994) "気づくと、天井の鏡に自分が映っている。驚いて飛び起きた。まわりを見渡すと、どうやらラブホテルの一室らしい。「どうして？」と思っていると、浴室から出てくる音がして振り向いた。そこには濡れた髪を無造作に拭く見知らぬ男。「誰？」「あ、気づいたみたいだね。びっくりしたよ。急に僕の方に倒れるから」男は腰にタオルを巻いただけの格好で、さゆのいるベッドの端に腰かけた。「僕の名前は佐藤誠。債権者のひとりで、あそこにいたんだ。君は若いから、内定予定者かな？」内定という言葉にドキンとなる。うつむいて首を振った。「内定までいってません。ただ、もうすぐ最終面接の結果がもらえるはずで」「ああ」男の声に気の毒そうな響きが生まれる。それだけで、自分がみじめだと思った。「お風呂、まだ熱いから入っておいでよ。じゃないと、風邪ひくよ」誠は軽くそう促すと、冷蔵庫からペリエを取り出してラッパ飲みした。すぐに出て行ってもよかったのだが、どこか自暴自棄になっていたさゆは素直に浴室へと向かった。体があたたまると、生き返る気がする。そこで自分が将来によほど絶望していたと自覚する。たぶん、だから誠も放ってはおけなかったのだろう。" ["title2"]=> NULL ["contents2"]=> NULL ["work_note"]=> NULL ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-12-24 00:00:00" ["end_date"]=> NULL ["regist_time"]=> NULL ["regist_user"]=> string(6) "takagi" ["update_time"]=> NULL ["update_user"]=> string(6) "takagi" ["entry_d"]=> string(8) "09/12/24" ["title"]=> string(2) "誠" ["subtitle"]=> string(20) "フライングラブホテル" ["num"]=> int(3) } [3]=> array(19) { ["id"]=> string(4) "2140" ["cat_id"]=> string(1) "9" ["sub_id"]=> string(2) "69" ["title1"]=> string(37) "フライングラブホテル「飛ぶホテル」4話" ["contents1"]=> string(994) "体中から湯気を出しながら、浴室を出る。誠はバスローブを着て、ソファに座っていた。ペリエは飲み終わったらしく、ワインを開けている。さすがにこっちはラッパ飲みではなく、ワイングラスを使ってる。グラスはふたつ。その片方を持って、飲む？というリアクションをした。私は頷くと、誠から遠いソファに腰を下ろす。「キャビンアテンダント志望だったんだろ？」「はい」「じゃあ、空が好き？」そう問われると、自分がなぜ目指していたかの原風景が見えてきた。小さい頃、飛行機が飛ぶのを見て、どうしようもなく憧れた。だから飛ぶ仕事がしたかった。そのことをとつとつと説明する。「じゃあ飛べればいいんだ」誠がこともなげに返してくる。さゆは首を傾げた。「見て」「え？」機械音とともに、さゆは床が抜けていくような錯覚にとらわれた。けれど、それは目の錯覚。床はもともとガラス張りで、それを覆っていたカバーが開いていったのだ。そして足元に広がったのは、きらびやかな都市の夜景。めまいがしそうな光景に言葉も出ない。「君があたたまっている間に、飛ばしておいた。このラブホテルは飛ぶんだよ」「そ、そんなことって」「作ればある。僕が作ったんだ」" ["title2"]=> NULL ["contents2"]=> NULL ["work_note"]=> NULL ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2009-12-31 00:00:00" ["end_date"]=> NULL ["regist_time"]=> NULL ["regist_user"]=> string(6) "takagi" ["update_time"]=> NULL ["update_user"]=> string(6) "takagi" ["entry_d"]=> string(8) "09/12/31" ["title"]=> string(10) "飛ぶホテル" ["subtitle"]=> string(20) "フライングラブホテル" ["num"]=> int(4) } [4]=> array(19) { ["id"]=> string(4) "2141" ["cat_id"]=> string(1) "9" ["sub_id"]=> string(2) "69" ["title1"]=> string(33) "フライングラブホテル「浮遊感」5話" ["contents1"]=> string(992) "本当にラブホテルの最上階が飛ぶ仕掛けになっているらしかった。「すごくきれい。宇宙船に乗ってるみたい」「下から見てる人はそう思うかもね」誠に手を取られて、ソファを立つ。錯覚でふらつくので、彼にしっかりと腰を抱えられていた。自分が憧れていた空を飛べているということに、さゆは思わず涙が出てくる。「泣かないで」誠がこぼれそうなさゆの涙を吸った。「だけど」言葉はそのまま、誠の唇に呑まれる。「もっと飛びたい？」その誠の言葉が何を意味しているかわかっていたけれど、さゆは頷いた。そのまま唇の端を啄ばまれ、優しく髪をなでられて、ベッドへ誘われる。星のきらめきのような街の明かりを天井の鏡が映すから、宇宙の中にいるようだった。絡むキスに我を忘れていく。誠に触られるたびに、窒息しそうな快感が体を震わす。最後は本当に宙に放り出されるような絶頂感がやってきた。飛ぶことを実感する。夢がかなったんだと歓喜の涙がこぼれた。翌朝、もう部屋は屋上におさまっていた。新しい朝の陽ざしに、次の人生を描けている自分にさゆは気づく。横ですやすやと眠る男が今度は自分をどこへ連れていくのかと、さゆは楽しげな気分になり始めていた。" ["title2"]=> NULL ["contents2"]=> NULL ["work_note"]=> NULL ["show_flg"]=> string(1) "1" ["start_date"]=> string(19) "2010-01-02 00:00:00" ["end_date"]=> NULL ["regist_time"]=> NULL ["regist_user"]=> string(6) "takagi" ["update_time"]=> NULL ["update_user"]=> string(6) "takagi" ["entry_d"]=> string(8) "10/01/02" ["title"]=> string(6) "浮遊感" ["subtitle"]=> string(20) "フライングラブホテル" ["num"]=> int(5) } } [GPS]1 ■■■PROCESS_FLOW■■■ /index.php ./exec/default.exec.inc ./jb/magazine/novel_slist.model.inc ./jb/magazine/novel_slist.view.inc